2023年10月25日 No.3008

司会	岸　伸彦さん
本日の出席	３１名
会歌	我等の生業
体操	クラブ奉仕委員会　田中　栄司さん

皆様こんにちは。先週は体調不良にて欠席となり申し訳ありませんでした。本日はまず、１０月９日から１３日まで長岡視察団の一員としてキルギスに行ってまいりましたので、少しお話させていただきたいと思います。既に新聞やケーブルテレビさんなどでも報道されていますが、今回の視察は市長を団長とした官民によるメンバー１６名で行ってまいりました。長岡市の９月２９日付けのプレスリリースにも掲載されていますが、主な目的としては、長岡市とキルギスとの間で、ＩＴや介護の分野を中心に、人材の送り出しと受け入れについての枠組み合意に向けた政府関係機関との意見交換や、日本語やビジネススキルを学ぶ学生の視察などを通じて、産業界が抱える課題解決に向けた人材の送り出しと受け入れの実現を目指す、といったことが目的です。実際に日本大使館や外務省に出向き、現地から日本への送り出しの状況や、双方の要望事項などについて意見交換の場に出席させていただきました。また、直接的交流としてＩＴと介護チームに分かれ、現地の学生と直接ディスカッションをし、実際に現地の学生がインターンシップで関わっている介護施設の見学もさせていただきました。特に印象的だったのは、日本語学院での学生とのディスカッションで、親日の国とはいえ、昨今の円安などの影響を受けて、稼ぐだけなら他国に行きたがる学生も増えているなか、テクノロジー、文化という日本への憧れを強く持ってくれている学生がキルギスには沢山いるように感じました。日本は現在、海外との賃金格差の問題で、外国人人材の確保が今後更に難しくなることも懸念されていますが、現地の日本語学院の責任者の方のお話では、いかに日本が好きな学生を多く集めるか、好きと思ってもらえるように働きかけるか、そういったことが重要項目として挙げられ、ぜひ日本からも支援して欲しいともお話されていました。私はこういった話を聞く中で、今回は民間の商工会議所枠という形で参加させていただきましたが、今後ロータリークラブの補助金を活用した事業も何かできるのではないか、と個人的には夢が膨らんだ次第です。キルギスの人口構造は日本の高度経済成長期のようなピラミッド構造で、産業の約６割が農業で、若者の働き口が不足しており、ＧＤＰの３割相当の海外送金があり、そして極めて親日の国で、顔の作りも日本人とそっくりということから、これからのキルギスとの人材交流に大いなる可能性を感じました。今後、長岡市として本格的に動くことになるようですので、微力ながらその一旦を担いながら、ロータリークラブとしても何か支援ができないか提案していきたいと考えています。随時報告させていただければと思います。
また、先週卓話に長岡市教育委員会の金澤教育長よりお越しいただき、お話をしていただいたことと思いますが、５年間継続してきた「放課後子どもいきいき応援プロジェクト」について、最後の贈呈式参加のため、本日上川西児童館に行ってまいります。次年度以降も同様の事業を継続してできるよう考えていきたいと思いますので、今後ともご協力をお願いいたします。会長挨拶は以上です。ありがとうございました。

１．放課後子どもいきいき応援プロジェクト贈呈式について
本日１５：３０より、上川西児童館にて贈呈式を行います。１０分ほど前までにお集まりください。出席予定者の他にもご都合つく方いらっしゃいましたらぜひお越しください。

２．１１月５日（日）２０２３-２４年度地区大会本会議、オンライン配信のご案内
後日事務局より、１１月５日（日）２０２３-２４年度地区大会本会議のオンライン配信のご案内を配信します。当日会場出席いただく方以外の皆様も登録をしておりますので、ご視聴をお願いいたします。

３．９月３０日（土）長岡東ＲＡＣ創立２０周年記念式典出席の御礼状が届きました。